なぜマネージャーをやるのか
8月も半ばを過ぎ、夏が終わろうとしてます。
マネージャーになって4ヶ月目。
なんでマネージャー大変なのに頑張んのよ?っていう問いをもらった
ある日の飲み会で聞かれた。
自分でもなんでなのかよくわからなくてその時は浅い回答しか出てこなかったのだけど、ふとしたときに考えているうちにこれかも?というものが見えてきた。
今の自分にとってマネジメントとはチャレンジ
チームリーダーとかはやってきたけどきちんとマネージャーの権限と情報と責任をもったのは4月から。経験のあるものでもなければスキルがあるわけでもない。未知の世界であり、面白いからという知的好奇心の割合が8割くらい。
あとは自分の市場価値を高めるためのチャレンジ要素が2割。ここでやったという経験はきっとこれからも役に立つと思ってる。
そして、これは今の会社にくる前から思っていることだけど、明日会社がなくなってもなんの心配もいらない人間になりたいと思っていて、そういう文脈もある。(今は結構会社目線としても考えるようになったのでどっちかというと会社を持続的にするためにどうするのかという見方もしているが)
マネジメントにおける知的好奇心とは
色々考えた結果、アジャイルな組織とはどんな組織なのか、中でも自己組織化を突き詰めた先に何があるのか、を自分の体感として知りたい、ということが一番大きいと思った。
アジャイルやスクラムの本を読むと必ずこの自己組織化という言葉が出てくるけど、結構都合のいい形でも使えてしまう言葉なので、ちゃんとやったらどうなるんだろうということを自分の目で確かめたいというかんじ。
いろんな事例を聞いてもやっぱりまだまだ局所最適の事例が多い印象で、組織全体でやりきった事例ってあまりないので(僕が無知なだけかも)自分がやりきったと言えるようになりたいというのがモチベーションな気がする。
しかしながら、自己組織化等を軸に改善し続けている人はきっと「やりきった!」とは絶対に言わない気がするので答えのない問いっぽい。
自分もおそらくどれだけやってもまだまだやりきってはいない、、と思う気がする。
あとは 組織の成熟過程における人の成長 も未だ答えがなくて自分なりの答えを探しているところ。これは組織が安定化すればするほど個人の成長の機会は作り出しにくくなるという話。人は新しいことにチャレンジして変化していくことで成長していくので、組織としては意図的な不安定さを生み出す必要がある。が、そんなことは物理的にも心理的にもそう簡単にはできず、うまくやれるパターンを見つけ出したい。
問いの答えは問いだった
まとめると、なぜやるのかと言えばそこに問いがあるから、ということになりそう。
- アジャイルな組織とは?
- 自己組織化したチーム、個人とは?
- 組織の成長と個人の成長の関係は?
引き続きがんばる。
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関係ないけど XP祭り2018 登壇します。
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チームビルディングとか場の話をします。