RSGT2022 ふりかえり
RSGT2022に行ってきましたのでそのふりかえりです。
私自身は2018から参加し始めて2019,2020と参加をしてきました。
今回初めてプロポーザルが通り、個人的には感慨深い参加となりました。 (昨年はプロポーザル出していたものの自身の環境の変化が大きくあり結局参加を見送ってしまいました)
発表してきた内容は以下です。
発表は現職での取り組みに基づいたものですが、やはりその転機になったのは2020〜2021で自分が今後何に取り組んでいくのか非常に悩んだことが大きかったと思います。
マネジメントに振り切ってからまた現場に戻りがっつりエンジニアとして手を動かしたことでそこでの取り組みをこうして対外的に発表できたことはまさに幸運としか言えず、ご縁に感謝しています。
発表に関してフィードバックなどあればぜひTwitter上で言及くださればと思います。
さて、久しぶりに参加したRSGTはどうだったかという話もしていきます。
登壇体験の良さ
今回初登壇でしたが、オンライン・オフラインのハイブリッド開催2年目ということで運営的には昨年からのアップデートがしっかり盛り込まれているのだと感じました。
こちらにもあるように、オンラインの登壇側もZoomで画面共有するだけで始められるようになっているというのは非常にやりやすかったです。 クライアント側の差分をZoomが一定吸収してくれるし、切り替え的にもスムーズで理にかなった仕組みだなーと尊敬しました!
目的・ゴールに向かう
Keynoteなどで言われていたメッセージとしてプロダクトの目的やゴールにフォーカスしようという話が多くなされていたように感じました。
#RSGT2022 Day1の感想としては、プロダクトの目的について共通認識作っていきましょうという話が多かったように感じる。
— Yoshiki Iida / ログラス (@ysk_118) 2022年1月5日
言葉にすると自明感すごいんだけど人が増えてくると地味に難しいところでもある。
意識的にやっていかないといけないところ。
このへんの話は言葉にすると当たり前だけど実践するのが難しいところで今もちょうど向き合っているようなところなのでせやな、、となりました。
プロセスとかマインドセットの話からビジネスにフォーカスされてきているのはとてもよいことだなと思います。
セッションでもゴールに関する話が多くありました。
リーダーシップの実践者の発表が増えて欲しい
発表や参加者の反応などをみていてもっとリーダーシップの実践の発表が増えてきたらいいなーと思っています。
初日の冒頭で川口さんが言っていたように、ここにいるみんながえらくなってリーダシップを発揮してくれたらいいんですよ、という話がもっと実践知として集まる場になったらいいなと思ったりしています。
反応とかをみていて、「うちのマネージャーはこうではない」みたいな反応もあったなーと個人的には感じていて、「自分がマネージャーやりました!」みたいな話が増えてくると個人的には面白い。
現場vsマネージャーみたいな構図が消えて現場もマネージャーも同様に苦悩しているし楽しんでいるみたいなギャザリングをみてみたい。
どうしても経営とかの領域になるとよくわからない何かという扱われ方をされがちなのだけど、そこをうまく巻き込んだりそこに侵食していくことは全然できるので個人的にはそういう話を継続的にしていこうと思う。
ゴールや目的はしいては会社の存在意義につながるのでアジャイルにやる範囲を広げて行った時に避けては通れないんだよな。
終わってからの会話
RSGTは終わってからもDiscordでゲリラ的に会話がなされていることも多く、面白い特徴だなと思ったりしています。
ふらっと入ってもいい話がきけたりするので、夜中とかにみてみるとよいかもしれません。
こんな会も開催されていました。
いつも知り合いとばかり話してしまってなかなか増えてなかったのですがこちらでいろいろな人と話せたので主催いただいたなべさんありがとうございました。
言葉にできない何か
今回はDiscordで運営の話や昔のアジャイル界隈の話などもたくさん聞くことができ、RSGTに関わる人がどんな思いでこれに関わっているのかというところを知れたのがとてもよかったです。
ブログ的には、
これも、これから飛べる以下も最高だったのでぜひ読んでみてほしい。
やっぱり何かを長く続けるというのは頑張りすぎると長続きしない、ではどうするかというとやる人自体が楽しめるようにするということと期待値をコントロールする、ということなんだろうな、と思った。(思ったというかそういう話も聞いた)
自分もコミュニティ的にはアジャイルチームを支える会にしばらく関わっていて毎月アジャイルに関する相談室的なことをしているわけですが、運営方針は徹底してエコ、です。本業が忙しすぎるので準備が極力いらない形に収束していて、それでいて少しでも何かしら価値のあることを届けられているというちょっとした貢献感で成り立っています。
一方で自分自身は会場で積極的に場を盛り上げたりとかは苦手なので基本的には乗っかるスタイルだったりするのですが、それも懇親会でKiroさんから乗っかってくれる人がいるから場が成り立つのであってそれも大事だよって言ってくれてそれもそうやなと思ったりしました。
何度も出てますが、やりたくなったらやればよくて、そういった人の取り組みがつながってできているのがRSGTという場で、、言葉にできないのですがこの場を作ってきてるすべての人にリスペクトです。
久しぶりにポエムポエムした文章を書いたな。。
今年も1年よろしくお願いいたします。